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神秘的だけど被害も深刻…「雨氷」

過冷却の冷たい雨が木や枝に当たった瞬間に凍り付く「雨氷」が見られました。美しく神秘的な現象ですが重い氷の付着による被害もあるそうです。

【発生環境と発生機構】
長野県の雨氷現象は、海抜およそ 1500m付近の大気温度が地表付近より暖かくなる「気温の逆転現象」という特殊な気象条件により発生します。
気温の逆転層が存在すると、高空から降下してきた氷晶が逆転層(温暖層)内で融けて雨滴となり、その下部の零度以下の寒冷層内で冷やされて過冷却状態となって地表に到達します。
このときに樹木や、電線、建築物などが零度以下になってヒノキの枝葉に発達した雨氷いると、地表物に付着した雨滴は凍結し始めます。
雨水が移動しながら凍結するため、地表物は全周を氷で額われ、また、細 く短いツララが多数形成され、雨氷特有の景観を呈します。
なお、雨氷被害を全国的にみると長野県での発生例が最も多く、森林や各種施設の被害も大きくなっています。
大規模な雨氷被書はおよそ 10年間隔で発生しています。(長野県ホームページより)

この日各地で倒木などの被害が相次ぎました。

八千穂高原の周辺でも倒木による停電が頻発し、ビール造りにも影響がありました。

やわらかい白樺は特に被害が大きかったようで折れたり曲がったり...

ちょっと痛々しいですね。

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