八千穂高原でビール醸造を始めます
スキーにキャンプに八千穂高原を訪れるたびに気になっていた白い建物。
白樺林に囲まれた国定公園の中に静かに佇む建物に初めて気が付いたのは今から18年ほど前、当初はこれがかつてのガソリンスタンド跡だったとは知らず、てっきり個人の別荘だと思い込んでいました。
25年ほど前まで地元の農協でガソリンスタンドとして使用していたそうですが、実際には数年しか稼働しておらず外観の見た目は傷みもなく、直線を基調としたシンプルデザインはおしゃれな印象すらあったのでした。
そんな建物を利用しないのはもったいない。何か利用方法はないものかと考えてすぐに思い浮かんだのが「クラフトビール」の醸造所でした。
自動車整備のピット部分に醸造場所にキャッシャーエリアがタップルームにぴったりです。夏は涼しく乾燥してホップだって栽培できるかも?
そんなことが頭をよぎります。
かくして、心の中でたったひとりの「八千穂高原クラフトビールプロジェクト」がスタートしました。あれも...これも...次から次へとやりたいことが沸き上がります。
高岡信明